あらためてトリミングの役割について考えてみる

最近、トリミングをすることの重要性をますます感じるようになりました。

 

 

ここ数年で、ペットサロンの在り方やトリミングの役割というものが大きく変わってきたとおもいます。

 

 

今までは、シャンプーで体の汚れを取ってキレイにすることや、可愛くカットすることが

一番の目的であり役割として認識されてきました。

 

 

その後に病気の早期発見や日々の健康管理の役割も兼ねているということを一般の飼い主さまに

認識してもらおうとペットサロン側から積極的に発信していきました。

 

 

そのかいあって少しずつですが、トリミングは美容面だけではなく、健康面から見ても

とても大事なことだという認識の飼い主さまが増えてきています。

 

 

トリミングで行う施術では、ブラッシング時やシャンプー時、大風量で乾かすブロー時など、

必ずワンちゃんの皮膚の状態が良く見える状況があり、施術中は常に全身に触れることに

なります。

 

 

しかも、耳の穴から足裏のパッドの間、さらに爪の根元までもです。

 

 

愛犬の体をこんなにも隅々まで頻繁に見て触るという業種は

他にあるでしょうか?

 

 

動物病院では、病気やケガなどで毎月、毎週と通院することがなければ、そんなに

しょっちゅう獣医さんが体を触ることって無いと思います。

 

 

そして皮膚の状態をより確実に見ることができるというのは、シャンプーで全身を濡らし、大風量の

ドライヤーの風を当てながら乾かしていくことが必須のトリミングサロンならではのことだと思います。

 

 

そのため、動物病院で数日前に健康診断を受けてなにも異常がなかったはずなのに、

トリミング時にシコリのようなものや皮膚の異常が見つかったというようなことは、

どのトリミングサロンでもよくあることなんです。

 

トリミングの役割として、わりと浸透してきた ”病気の早期発見” ですが、

もう一つとても大事な役割があることはご存知でしたか?

 

 

意外とこのことを重要視している飼い主さまは少ないと思います。

 

 

それは、愛犬との日常生活を潤滑に送る為には、定期的な爪切りや耳掃除、シャンプーカットなどの

ケアが絶対必要になります。

 

 

それには、トリミングという行為が存在しなければいけません。

 

 

例えば、プードルを飼っていたとします。

 

 

飼い始めてから一度もトリミングせずに月日が過ぎて行きます。

するとどうなるでしょう?

 

 

爪は伸びて巻爪となり皮膚を突き破り、全身の毛は伸び放題伸びて毛玉だらけで全身フェルト状に

なっていき、体からは悪臭を放ち、皮脂が固まりベタベタして赤く炎症している、、、

 

 

あらためて想像してみるとヤバいですよね(^_^;)

 

 

このように犬種によっては、トリミングしないと通常の生活が出来なくなるだけではなく、

病気になるリスクも高くなります。

 

 

これは全身のカットが必要な犬種だけに限らず、全身のカットが必要ではないシャンプーのみでOKな犬種でも

爪や耳、皮膚を清潔に保つためのケアはとても大事なことになります。

 

 

悪臭を放つ毛玉だらけの愛犬とは一緒に生活できないですよね(>_<)

 

 

実際に年1,2回ほどしかトリミングさせてもらえないプードルの子がいたのですが、

普段お家では、ずっとサークルの中でのみ生活しており、

 

 

飼い主さまには、トリミングに出した直後数日しか、かまってもらえないという、とても

可哀想な子でした。

 

 

こう考えると、定期的なトリミングをすることは、通常の日常生活を送るためにいかに大事か

ということが分かると思います。

 

 

今でもサロンを決める基準が、値段が安くてサービスが良いか、毛玉だらけの不衛生な状態に

していてもスタッフから注意されずに言えばなんでも無料でやってくれる、当日などの思いついた時に

すぐに入れる、

 

 

などの飼い主さま都合で、その都度色々なサロンを利用しているという方もまだまだ多いのが現状です。

 

 

せっかく子犬の時期から定期的に決まったサロンに通って、トリミングにも慣れてきた頃だったのに

飼い主さま都合で別なサロンに行った結果、何かの施術で嫌な思いをしてしまい、

 

 

またしばらくして戻ってきた時に、以前は嫌がらなかった施術で嫌がり咬んでくるようになり、

せっかく慣れてきて負担が減ってきてたところだったのに、トリミング嫌いになって

帰ってきたので負担がかかるようになってしまったということがありました。

 

 

もちろん、飼い主さまには、慣らし途中でサロンを転々としてしまったことによる弊害を伝え、

その時は愛犬に対して可哀想なことをしたという認識を持ってくださっていたのですが、

 

 

その後、やはりサロンを転々としてから戻ってくるとさらにトリミングが大嫌いな子に

なっていました。

 

 

それが酷くなっていくと、トリミングサロンでお断りされるようになり、受け入れてくれるサロンを

探してさまよい続ける ”サロンジプシー” になってしまいます。

 

 

こうなってしまうと、愛犬との生活はとても楽しいものとは言えず、大変な思いをする面倒なものに

なりますので、どうしても自分都合で動きたいという方にはワンちゃんの飼育はおススメしません。

 

 

どうしてもトリミングは、シャンプーカットするだけのお手軽的なイメージがあり、動物病院での

治療だけが重要視されがちですが、

 

 

愛犬が通常生活を続けるためには、定期的なトリミングが絶対必要になります。

サロン選びやトリミングに慣らすことに失敗してしまうと、

 

それだけでも今後の愛犬との生活がとても不幸なものになってしまう可能性がありますので、

これからは、動物病院と同じくらい真剣に、トリミングサロン選びもしてあげてくださいね(^^)

 

仙台のペットサロン BONNE QUALITE  市川