トリミングで使うシャンプー剤は人用が良い!?

 

ワンちゃんのトリミング時に使うシャンプー剤は人用のものを使っても問題無いのか?

 

 

人用の方が品質が良いし、安全に使えるはず!

 

 

いやいや、犬專用のシャンプーがあるんだから、それを使うべきだよ!

 

 

人用のシャンプーをワンちゃんにも使って良いのか?

このテーマについての論争は昔から多いですよね。

 

 

おそらく、人用のシャンプーをお客さんのワンちゃんに常用してる

トリミングサロンは無いと思いますが、、、

 

 

ショードッグを扱うブリーダーさんなどでは、仕上がりを重視するので

限定的に使うことはあるみたいですね。

 

 

では、それぞれの言い分を見てみましょう。

 

 

【人用シャンプーを使用しない派】

●そもそも犬の皮膚の構造が違く、人用のは、脂分を取り過ぎてしまう傾向がある。

 

●香料・保存料などの添加剤も多く使われている

 

●人と犬では皮膚のPH数値が違く、それぞれのPH数値に近い成分で作っている。

 

●犬の皮脂汚れは人よりも強力、それなのに人よりも皮膚がデリケートなので、犬用でしか対応できない。

 

 

【人用シャンプーを使用する派】

●人用はシャンプーに含まれる成分を明記することが義務付けられているが、犬用シャンプーの場合、

”雑貨”として扱われるため、すべての成分表示が無いものが多いので、成分表示されている人用の

ほうが安全に使える。

 

●規制が無いので、犬用の粗悪品というのは、生命を脅かすような化学物質が入っている可能性がある。

 

●人の肌は弱酸性、犬の肌は弱アルカリ性、という違いはあるが、その差はほんのわずかだとも言われており、

人用であれば、成分も分かるし、さらに”無添加”のものであれば、皮膚を刺激する化学物質も含まれない

ので、安心して使える。

 

 

どちらの言い分も、よく分かりますね。

 

 

結局のところ、人用、犬用どちらにも、健康への影響を考慮した良質のシャンプーもあれば、

利益のみ追求して作った粗悪品もあります。

 

 

品質だけではなく、どんなに良い品質のものでも、それぞれの皮膚に合う合わないもありますし、

人は頭だけを洗うのに対して犬の場合、全身を洗うという違いもありますからね。

 

 

ただどうしても、犬用シャンプーの場合、成分の全表示義務が無いというところで、

いまいち信用ならない、というのがあると思います(^_^;)

 

 

では、人、犬ともに一般的に刺激があって良くないとされているシャンプー剤と

刺激が少なくやさしいシャンプー剤とは、どういったものなんでしょうか?

 

 

”刺激があって良くないとされている成分”

合成界面活性剤→石油から人工的に作られたもので皮膚に残留しやすく、皮膚膜のバリアを

破るほどの強い浸透力があるため、皮膚バリアを弱らせてしまい外部から細菌などが

入りやすい皮膚になる。

 

 

”刺激が少なく、皮膚にやさしいとされる成分”

天然の植物性油脂にアルカリを反応させてできた「合成以外の界面活性剤」です。

この界面活性剤は”形を変化させる”という性質をもっているので、例え身体に

残留したとしても毛穴から出る脂分と混ざり合い、皮膚のバリアを作る手伝いをします。

 

 

まあ、確実に言えることは、どちらのシャンプー剤にも素晴らしいものと粗悪品なもの、

両方あるので、それをしっかりと見極める為の知識を持つということが大事ですね!

 

 

そして、私個人的な意見としては人用のものをワンちゃんに使っても問題無いものもありますが、同じ良質な成分のものなら、

ワンちゃんの皮膚に合わせて作っているワンちゃん用のものを使ってあげるほうが

より安心なのではないでしょうか(^^)

 

仙台のドッグサロン 市川