トリミング嫌いになったのは、〇〇処理が原因だった!?

 

トリミング嫌いなワンちゃん、けっこう多いですよね、、

 

 

職業柄、悲しくなってしまいます。

 

 

それで、トリミング嫌いになってしまった原因は色々あると思うんです。

 

 

有名どころで言うと、爪切り、毛玉取り、トリマーの扱い方、幼少期からトリミングに慣れる機会を

作ってこなかったなど、

 

 

または、元々の性格が原因で慣れない、などもあります。

 

 

でも、何か苦手な施術が出てきた時や体調の変化があった時は、だいたいのことが私達ペットサロンのせいだと

言われること多いです、、、

 

 

とくに獣医さんから(苦笑)

 

 

サロンでの扱い方が悪かったのではないか、ということと、爪切り自体がたとえ血管を切って

出血させなかったとしても、その振動や音などで恐怖を感じ、トリミング嫌いになってしまう

キッカケになることはよくあります。

 

 

幼少期からトリミングに慣れさせる機会を作って来なかった飼い主さんの責任や、耳毛抜きの際の

苦痛などは、あまり原因として上がってくることは少ないですね。

 

 

とくにこの耳毛抜きについてですが、当店のHPにも記載しておりますが、トリミング時のワンちゃんへの

負担を減らして嫌いにならない為にも、処理の仕方がとても大事なことだと思っています。

 

 

耳毛処理については別記事に詳しく書いてますので、↓↓こちらをご覧ください。

耳毛は抜かずに切る時代

 

 

ご存知の方もいると思いますが、ボンヌカリテでは、耳毛抜きによるワンちゃんへの弊害を考え、

耳毛は抜かずに切る、という処理をしております。

 

 

これは、皮膚科・耳科専門の獣医師がドッグサロンに対して提唱していることなのですが、トリマーどころか、

獣医さんにもまだまだ浸透していないのが現状です(+_+)

 

 

日本には、 ”日本獣医皮膚科学会認定医” という獣医師の制度があるのですが、こちらの専門医制度は、

獣医師免許のように一度取得してしまえば、一生使える制度とは違って、まずは取得試験を受ける権利を

得るために、協会主催の皮膚科講習を受講し、決められた国内外の学会への参加、論文の発表を

経て、認定医試験をパスしてから、さらに協会による審査を受けて、はじめて認定医として認められるという

厳しい過程を通らないと取得出来ない制度でもあります。

 

 

しかも一度取得すれば終わりかといえばそうではなくて、取得後も講習会や学会への参加は

義務づけされており、3年おきに資格更新のための試験がありますので、

保持していくだけでも大変そうですね(^_^;)

(↑↑耳毛が多い犬種の代表格であり、耳毛抜きの苦痛により、トリミング嫌いになる率が高めのシュナウザー)

 

 

 

そんな大変な過程を通らなければ取得出来ない資格ですが、残念ながらその資格を

持った獣医さんは今現在、宮城県にはおりません、、、

 

 

宮城県に居ないだけではなく、東北では青森にしかおりません(T_T)

 

 

皮膚に関する病気やトラブルは、獣医さんでも原因を特定することはとても難しいと言われております。

だからこそ、日本獣医皮膚科学会などのような専門性の高い機関が必要なんですよね。

 

 

その日本獣医皮膚科学認定医の獣医さんも耳毛抜きによる弊害について言っておりました。

 

 

外耳炎で来院される子の中には、トリミングやシャンプーで耳毛抜きをしてもらった後の

外耳炎も少なくない。

 

 

自分のすね毛や鼻毛を無理やり抜いた時のヒリヒリ感と同じで、細かくついたキズからの細菌感染

抜いた時の痛みから、それ以降、耳掃除で嫌がり抵抗するだけにとどまらず、耳をさわられること自体を嫌がり、

酷い場合、顔周辺をさわられることさえも嫌がるようになってしまい

まともに顔のカットが出来なくなってしまう子もいます(>_<)

 

 

耳毛に耳垢が著しく付着していたり、耳道内の環境を整えることが優先される場合は処置として

行うべきですが、美容目的ですと外耳炎誘発のリスクがあるので要注意だそうです。

 

 

たしかに処置としての耳毛抜きをする場合は、細菌感染をおこさないようにと

獣医さんが抗生剤を処方してくれたりなどのフォローがありますからね。

 

 

そのあたりの区別がついていない獣医さんですと、

 

 

「耳毛の処理はサロンでの仕事だからトリミングの時にキレイに抜いてもらってね!」

 

 

それの一辺倒です、、、

 

 

 

ですから、たまに言われるのが、

 

 

「ここでの耳毛処理の仕方はわかってるんだけど、獣医さんがサロンで耳毛を抜いてもらえってうるさいのよ~」

 

 

と、やや困り顔の飼い主さんに言われることがたまにあります(^_^;)

 

 

ボンヌカリテとしては、炎症や細菌感染のリスクだけではなく、ワンちゃんの精神的な苦痛により

トリミングはもちろん、お店自体やスタッフまでもが大嫌いになり、お預かり中ずっと

怯えた顔で過ごしている姿を見るのがとても悲しいのです(T_T)

 

 

せっかくワンちゃんとその飼い主さんを笑顔にしてあげられる仕事なのに昔の間違った考えの為に

苦痛を与えてしまってたなんて、、、

 

 

獣医さんはどうかわかりませんが、最近では少しずつではありますが、この間違ったやり方を

変えて負担の少ないやり方に切り替えているサロンが増えています(^u^)

 

 

あとは、トリミングスクールでも、この問題に対して重要視してくれることを願うばかりですね(^_^;)

 

 

獣医さんによっても科に得意不得意ありますし、日々最新の獣医学を学んでいる方、

数年前の知識のまま、昔のやり方や考えに固執して変化を拒む方、2パターンに分かれると思います。

 

 

これから、動物病院の考えもペットサロンの考えも共にワンちゃんが負担にならない施術が

優先されていくような方向に進んでいくことを願いながら、

 

 

ボンヌカリテでは、これからもワンちゃんに負担がかからず、喜んでお店に入って

来てくれることを最優先に考えたお店作りをしていきます(^O^)

 

仙台のドッグサロン BONNE QUALITE  市川