子犬のトリミングは何を優先する?

春が近づいてきて、少しずつ子犬のトリミングが増えてきました。

 

 

人もワンちゃんも少子高齢化がすすむ中、おかげさまでボンヌカリテでは

 

 

トリミングでご来店の可愛らしい子犬が増えており、そのあどけない仕草や表情に

癒されてスタッフ全員の顔が緩みっぱなしのままトリミング施術しております(笑)

 

 

さて、そんな可愛らしい子犬ちゃん達ですが、月齢にもより個体差はあれど、

当店に来店した時点でのトリミング経験数は生後4ヵ月前後の子では、

ほとんど初めてということが多いですし、

 

 

生後6カ月くらいの子でも、せいぜい2,3回程度というのが多いのではないでしょうか。

 

 

逆に1歳近くなる子でも、ドッグサロンでのトリミング経験がまったく無いという子もいます。

 

 

見てるだけでも、癒されてしまう子犬ちゃんですが、施術の経験が浅く、

慣れていない為、ほとんどの子が施術中にイヤイヤしたり、

 

 

ちょこちょこ動いたりとするので、ケガのリスクも高くなりますし、

嫌な思いをさせないようにと、あやしながら施術するので、

とても神経を使います。

 

 

単純に体が小さく面積が少ない分、成犬よりも楽ちんなのでは?

そう思いがちですが、じつは子犬のトリミングの方が

いろいろと大変なんです(^_^;)

 

 

体に毛玉ができていれば、強くひっぱり痛い思いをさせないように

少しずつ解いていき、爪切りでは絶対に血管を切らないように気をつけます。

 

 

シャンプー、ドライヤー、肛門腺絞り、バリカン、ハサミでのカットなど、

子犬にとって、初めての経験というものには不安や恐怖心はつきものですよね。

 

 

ボンヌカリテの【負担軽減のための取り組み】にもありますが、

とくに”耳毛をカンシで抜く”ことによる痛みや恐怖心から、

トラウマになり、トリミングが嫌いになってしまう子は

多いです。

 

 

トリミング嫌いになってしまう原因で多いのが、

 

①爪切りで血管を切ってしまい出血させてしまった

②全身に毛玉ができて、それを無理やり引っ張りながら取った

③プードルやシュナウザーなどの耳毛の多い犬種の耳毛をカンシで無理やり抜いた

 

 

その他にもいろいろと原因はありますが、この三つが一番トラウマになりやすいですね。

 

 

もちろん施術中は、できるだけ痛い思いや恐い思いをさせないようにやさしく声をかけながら、

慎重に施術をすすめていきます。

 

 

そして回数を重ねていくことにより施術に慣れて、嫌なことではなくなっていきます。

 

 

この”慣れる”ということが今後、ドッグサロンに楽しく通えるようになるために

大事なことですから、社会性を学び始める生後4カ月くらいから、定期的にサロンに通いますと、

 

 

施術、場所、スタッフに早い時期から慣れてくれるので、ワンちゃんの精神的負担も

軽減されます(^^)

 

 

これが1歳近くまで、ほとんど飼い主さん以外の人間に会うこともなく、

たまに飼い主さんが自宅でシャンプーをして、爪切りなどは

動物病院などで、、、

 

 

という状況ですと、施術に慣れてもらう前にまずは”飼い主さん以外の人間に慣れる”

ということからのスタートになってしまい、ワンちゃんにも負担になってしまいます(>_<)

 

 

子犬のトリミングで一番大事なことは、

 

 

”痛い、怖いなどの思いをさせないこと”

 

 

なんですね。

 

 

ボンヌカリテのコンセプトでもある

 

”嫌なことをされる場所から、楽しい場所へ”

 

これは成犬だけではなく、子犬にこそ、そう認識してもらい

喜んでドッグサロンに入っていく子になってもらいたい

とおもっています。

 

 

子犬のトリミングで、ぜひご理解していただきたいことがございます。

 

 

それは、成犬と子犬の毛質は、”まったくの別もの”だということです。

 

 

とくにプードルなどの全身カットが必要な犬種の場合、

 

 

子犬の時期の被毛は、細くやわらかい為、成犬のように形や面が

キレイに揃うことはありません。

 

 

被毛が細く柔らかすぎて形になりづらいのです。

 

 

子犬の時期から定期的にハサミで切りそろえていくことで、

少しずつ、成犬のように形や面が揃うしっかりとした被毛

変わっていきます。

 

 

この時期にほとんどハサミでの切りそろえをしなかった子は成犬になっても、

子犬のような細くやわらかい毛質のままである為、形が揃わず

理想のスタイルへの完成は程遠くなってしまいます。

 

 

それに加えて子犬は集中してジッとしていることが少なく、どこで嫌がるかなども

予想できません。

 

 

そして、あやしながら無理なく出来る範囲での仕上げとなりますので、

想像していたよりも、形が整っていなかったり、面がキレイに揃っていなかったりすることもあります。

 

 

子犬のトリミングは、実際に施術をしてみないと、どの程度まで進められるかがわかりませんので、

まずは、仕上がりの完成度ではなく、スタッフや場所、施術全体に慣れることを最優先

考えているということをご理解いただけますと幸いです(^^)

 

仙台のドッグサロン BONNEQUALITE 市川