子犬を産ませる?産ませない?

昔はペットショップだけではなく、トリミングを主体とするトリミングサロンでも子犬を売っていることが

多く、とくに珍しい光景ではありませんでした。

 

 

その当時は、個人店のような小さいお店でも、トリミング、ペットホテル、生体販売をするという形式が

ひとつの流行りというか、なんとなく成功する為に必要な形だと思われているような感じでした。

 

 

なかには、加えてドッグカフェまでやっているお店までありましたからね(^_^;)

 

 

愛犬が女の子の場合、産ませるべきか?

 

自分の愛犬に子犬を産ませるか産ませないかについては、飼い主さんによって意見の

分かれるところです。

 

 

15、6年前のペットブーム最盛期のころは、ブリーダーではなく、一般の飼い主さんが自分の愛犬に

子犬を産ませてひと稼ぎしようというのが本当に多かったです。

 

 

トリミングに来るお客さんからも、

 

 

「うちの子に子供産ませて売りたいんだけど、どこか高く買い取ってくれるところ紹介してよ」

 

 

このように言われることも多く、

 

 

トリミングで来店した飼い主さん同士が

 

「子犬産ませないの?女の子だったら産ませないと!」

 

そのような飼い主さん同士で産ませる産ませないなどの

やり取りも普通にありましたからね(^_^;)

 

 

なかには、子宮の病気予防として毎回発情期がくるたびに

産ませてます、なんて飼い主さんもいたぐらいです(+_+)

 

 

ペットブーム最盛期の頃はペットショップに限らず、トリミングサロンでも

「子犬を買い取ってくれませんか?」 とか、

 

オス犬の飼い主さんの場合は、

「うちの子の子供産んでくれるメス犬いないかな?」

 

このような言葉がしょっちゅう飛び交っていました。

 

その頃はペットショップやトリミングサロンが自分のところのお客さんに、

「うちで買い取るから子犬産ませませんか?」

などと積極的に産ませようとするお店が多かったですから、

 

飼い主さんだって、お金の誘惑に負けちゃいますよね(>_<)

 

 

とくにダックス、チワワブームの時は酷かったです、、、

 

 

あまりにも店側からの産ませましょう勧誘がしつこくて嫌気がさしている方もいましたからね(^_^;)

 

 

そうやって自分ところのお客さんを誘惑して産ませた子犬を買い取り、自分のお店のショーケースに

並べて ”安心の自家繁殖” などの謳い文句で売りさばき荒稼ぎしてました。

 

 

一般の素人さんに産ませた子犬のどこが安心の自家繁殖なのでしょうか?

 

 

遺伝性疾患や母犬の性格、出産時のリスクなどをまったく考慮することなく、高値で売れる犬種を

適当に繁殖させてるだけですからね。

 

 

恥ずかしながら、私の親戚にも、お金の誘惑に負けて自家繁殖したはいいけど、

けっきょく買い取ってくれる店が見つからずに生まれた子犬6頭すべて

自分で飼うことになったということがありました(^_^;)

 

 

どうやら産れる前に買い取ると約束していたペットショップがいざ買い取りと

なった直前に、やっぱり買い取りしないとなったそうで、さんざんそのペットショップの

悪口を言っていましたが、自業自得ですよね。

 

 

お金を得るはずだったのに、逆にお金がかかるようになってしまったという(苦笑)

 

 

人間、欲にかられるとロクなことがありません。

 

 

避妊・去勢手術するのは、かわいそうなこと?

 

よく避妊・去勢手術を受けさせることは、自然に反すると抵抗感を持つ人がいます。

 

しかし、出産させるのはとても大変なことです。

 

時間的、経済的な負担はもちろん、子犬のもらい手や、先天的な病気、遺伝性の疾患を

持つ子犬が生まれる可能性についても考えなければいけません。

 

 

一方、避妊・去勢手術を受けさせることは、さまざまなメリットがあります。

 

オス、メスともに発情期のストレスから解放され、生殖器系の疾患の予防

も望めます。

 

そして早い時期に手術することで、とくに男の子の場合は、

性格が穏やかになり、権勢症候群などのように飼い主さんを咬んだり、

家中のあちらこちらにオシッコをかけるマーキングなどの

問題行動の予防になったり、軽減することができますから、

できるだけ早い時期にするのがおススメです!

 

 

手術は全身麻酔で行うので痛みはありません。

 

 

入院期間は病院によりますが、女の子の場合で1~2日、

男の子はその日中~翌日に帰宅できる場合がほとんどです。

 

 

動物医療の進歩もあり、傷口も小さく、手術時間も短くなっていますので

愛犬にかかる負担も昔に比べてだいぶ軽減されたと思います(^^)

 

 

ご夫婦で飼っているワンちゃんで男の子の去勢の場合、反対するのは

ほとんどが旦那さんです。

 

おそらく、ご自分にあてはめて考えた気持ちからでしょうね(苦笑)

 

わりと奥さんのほうが人間としての感情とは割り切って、愛犬の病気予防として

進めようとするケースが多いです。

 

 

けっきょく、旦那さんの猛反対によって去勢が先延ばしになり、いつもお世話している

奥さんが咬まれたり、家中あちこちにオシッコをされて、その掃除に追われてしまう

というようなことが多いです(>_<)

 

 

そして猛反対した旦那さんはというと、日中は仕事で家に居なくて、

夜家に帰ると愛犬が大好きなオヤツを与えながら、目一杯甘やかすという(笑)

 

その繰り返しで、ますます愛犬がワガママになり、奥さんを咬むようになるという、、、

 

それがだんだんと酷くなってきて、さすがに旦那さんも去勢を考えざるえない状況に

なり、2、3歳過ぎてから去勢するパターンです(^_^;)

 

 

気性が荒かったり、マーキング癖が酷い子が手術後ピタッと治まったというケースも

あれば、時期が遅過ぎてまったく変わらなかったということもありますので、

 

 

かかりつけの獣医さんと相談して、できるだけ早い時期に去勢した方が

効果があると思います。

 

 

私個人的な感覚ですと、ここ最近はペットバブルも終わり、犬を飼う人が

年々減ってきているためにペットショップなどでも子犬が売れずに

残ることが多くなってきているようです。

 

 

にもかかわらず、過剰に子犬を産ませ続ける繁殖業者がいるのです。

 

 

それが、今社会問題になっている ”ブリーダーの崩壊” へとつながっていくんです(>_<)

 

犬が売れないので、自家繁殖する一般の方もだいぶ減ってきたのではないでしょうか?

 

よく、犬は子供を産むことが動物として自然の流れなのだから、産ませるべきだと

主張する方がいますが、歴史を振り返ってみると、犬は常に人間との共生に

適するように、品種改良を重ねてきていますから、

 

もうその時点で自然の中の生き物ではなくなっているということですので、

自然に任せなくてもいいのです!

 

今現在、一緒に生活をともにしている愛犬のほとんどが人間が自分達の都合に

合わせて作られた生き物ですから、人間が犬の繁殖もコントロールするのは

当然だと思います(^^)

 

 

もちろん、純粋に愛おしい我が愛犬の子供がみたい!そのような気持ち、

とてもよくわかります!

 

 

そのような場合は、お散歩でよく会うワンちゃんの中から適当に選んで、

片っぱしから声をかけるのではなく、流行りの犬種ばかりを何種類も

繁殖しているブリーダーではなくて3、4種類の犬種を情熱をもって

取り組んでいる真面目なブリーダーさんに相談してみてくださいね!

 

 

ぜったいに、安易な考えでの素人繁殖はしないようにお願い致します(^_^;)

 

仙台のトリミングサロン BONNEQUALITE(ボンヌカリテ)