愛犬のトリミング時の嫌いなことを知る大切さ。

 

突然ですが、皆さまは、ご自分の愛犬がトリミング中、どの施術で嫌がり、どの施術が好きか

ご存知ですか?

 

 

ご自宅でトリミングしてる飼い主さんなら、ある程度わかると思いますが

ペットサロンなどにお願いしてトリミングしている子の場合、

 

 

施術始まりから終わりまでをずっと店内で見ているなら、分かりますが

終わりまでずっと見れる機会ってなかなか無いですよね(^_^;)

 

 

例え、ご自分でシャンプーなどのお手入れをしている飼い主さんであっても、

慣れている自宅で飼い主さんだからこそ、大人しくさせてくれることもあるし、

その反対に、慣れている自宅で飼い主さんだからこそ、嫌がってさせてくれないこともあります。

 

 

ですから、ご自分の愛犬がトリミング時にどの施術で嫌がるかなどは、

ご自分でしている場合は、あくまで自分が施術した時の状態しか把握できてません。

 

 

これをペットサロンなどにお願いして、”飼い主さん以外”の方が施術した場合は

必ずしも自宅での様子と同じではない、そう考えているほうが良いと思います。

 

 

例えば、施術終了後に担当トリマーから、「お顔のシャンプーで嫌がっていましたよ」 「爪切りの時に怒って咬んできました」

 

このような報告があった時に 「えっ!?お家ではいつもお利口さんなのに、、、」 「扱い方が悪かったんじゃないの?」

 

そのように、担当したトリマーに対して無駄に不信感を持たなくて済みます。

 

 

あきらかに乱暴で適当な扱い方をしているようなトリマーは不信感を持たれて当然ですが、、、

 

 

 

ペットサロンなどで施術する場合、自宅とは環境がまったく違います。

 

飼い主さんのことを甘くみているワンちゃんですと、お家では嫌がって逃げ回ったり、威嚇して咬んだりする子が多いですが、

慣れない場所と人での時は、ビシッと言うことを聞いてくれて、なにも嫌がらずにお利口さんにしてくれたりします。

 

 

逆にお家で飼い主さんによる施術の経験が長い子は、飼い主さんへの依存が強く、精神的に不安定な為に

慣れないサロンでは、普段お家では平気な施術でも、精一杯抵抗したり、恐怖から咬みついたり、、、

 

 

このような時にお家とサロンとで様子の違いが大きすぎて、そのギャップを受け入れることが難しくなります。

 

 

それでも、お家とサロンとの比較でしたら、環境の違いの大きさを理解してもらいやすいのですが、

一番やっかいだなと思うパターンは、

 

 

今まで通っていたサロンから、別のサロンに移った時なんです。

 

 

え!これのどこがやっかいなの??

 

 

そう思う方もいらっしゃるかと思いますが

 

 

じつは、やっかいになるパターンと、ならないパターンがあるんです。

 

 

【良いパターン】

 

 

前に通っていたサロンで、トリミング中に嫌がっていたことや平気だったこと、

お店での様子などを包み隠さず正直に担当トリマーから伝えられていた場合は

 

飼い主さんが愛犬のトリミング中の様子をしっかりと把握できているので、別なサロンに初めて行った際、

例えば、「この子は爪切りを嫌がります」 「お顔のシャンプーを嫌がります」 

などの情報をあらかじめ担当トリマーに伝えておくことで、

 

 

できるだけ余計な負担をかけないように対応してくれますし、お家に帰った後、

愛犬が疲れた様子を見せていたとしても、「サロンで何かされたのでは?」

 

 

というような考えにすぐには至らず、「シャンプーするだけでも体力を消耗するし、今日もお顔洗う時にイヤイヤしてたのかな?」

そう考えれるようになると、サロンに預けた時の気持ちがだいぶ楽になります。

 

 

また、サロンとの信頼関係も構築しやすくなりますから、ますます安心して任せることができて、

愛犬、飼い主さんともに精神的な負担も減ると思います(^^)

 

 

ワンちゃんて、ほんとうに感性が優れている生き物ですから、飼い主さんのちょっとした不安や

恐怖心などを感じとってしまい、飼い主さんが常に「このサロンに任せて大丈夫かな?」という気持ちでいると、

ワンちゃんも一緒に不安になってしまうんですよね。

 

 

普段分からない愛犬の様子なども分かるようになると預けた時の不安もなくなるので、

楽しくサロンに通うことができますよ♪

 

 

ただし、”愛犬の命をお預かりしてる”という認識が低く、ワンちゃんを雑に扱うサロンもありますので、

ペットサロンは慎重に選んでくださいね!

 

 

【悪いパターン】

それは、

 

例え、トリミング施術中に嫌がり、必死に抵抗したり咬んできたりした子でも、

飼い主さんには、「とってもお利口さんでしたよ~」

 

 

としか伝えないために、飼い主さんが愛犬の嫌がる施術を把握できず、

「うちの子は嫌がる施術もなくトリミング中はずっとお利口さんなのよ」

という認識のズレが生じてしまいます。

 

 

このような認識のズレが生じたままでいるとどうなるか?

 

 

別のサロンに初めて行ってカウンセリングした際、担当スタッフから、

「施術でなにか嫌がることなどはありますか?」

 

そう聞かれた時に飼い主さんは

「何も嫌がりませんし、うちの子はトリミング中お利口さんにしてます」

こう答えてしまいます。

 

その結果、施術が終わってワンちゃんをお返しした際に担当したトリマーから

「〇〇の施術を嫌がって咬んできました」

 

 

こう伝えられた飼い主さんは、

「え!前に行ってたサロンでは毎回、何も嫌がらずにお利口さんだったと言われてたのよ!」

「あなたたちの扱いかたが悪いんじゃないの!」

このような悲しい出来事になってしまうことがあります。

 

 

飼い主さんだって、今まで言われてきたこととまったく違うことを

言われたら、困惑するし、そんなはずない!て思いますよね(^_^;)

 

 

これはもう完全に、正しく伝えなかったペットサロン側の責任ですね、、、

 

 

なぜ、本当のことを伝えないのか?

 

 

それは、正直に伝えたことにより、飼い主さんが不機嫌になって、他のサロンへと

移ってしまわないように、余計なことは言わずに機嫌よく帰っていただき、

できるだけ長くお店を利用してもらいたい。

 

 

このような気持ちからなんです。

 

 

じつはこれ、私の師匠、先生方の世代に多い昔の商売の考え方で、今でも悪習として

根強く残っていることなんです(>_<)

 

 

実際に私も、「お客様には、施術中どんなに暴れた子でも、とてもお利口さんでしたよ!と言いなさい」

そう言われたことがありましたから(^_^;)

 

 

これがあたりまえになると、飼い主さんだけではなく、引き継いだサロンにも、

迷惑をかけてしまいますし、ワンちゃんにとっても、事前に情報が伝わっていれば、

回避できるはずの苦痛を毎回サロンが変わるたびに受けなくてはいけない、、、

 

 

一番の被害者は、人間の都合に振り回されるワンちゃんかもしれませんね。

 

 

ですから、ボンヌカリテでは、施術の際の行動や様子は、どんな些細なことでも、

お返しする際、正直にお伝えするようにして、ご自分の愛犬の苦手なこともしっかりと

認識していただけるようにしております。

 

 

ワンちゃんにも人と同じく、”お互いの相性”というものがあります。

 

 

もちろん、担当するトリマーによって、同じ施術でも嫌がった、まったく嫌がらずに

お利口さんだった、ということはよくありますし、扱い方や保定の仕方のレベルもそれぞれ違います。

 

 

カット技術だけが、トリマーの実力を測るものさしではなくて、苦手な施術をする際、いかに恐怖や苦痛を与えずに行い、

トリミングを楽しいことへと変えて行ってあげれる能力はトリマーとしての大事なスキルのひとつだと思っております。

 

 

ボンヌカリテには、担当トリマーの”指名制度(有料)”というものがございます。

 

 

希望通りのスタイルに仕上げてくれる、というカット技術を気に入って担当指名される方も多いのですが、

カットが必要で無い子でも、そのスタッフの愛犬への接し方や相性、さらに飼い主さん自身との相性が

合って、とても話しやすく相談しやすい、との理由から担当指名してくださる方が少しずつ増えております(^^)

 

 

トリマーとして高いカット技術も大事ですが、ワンちゃんと仲良しになれて、

楽しくトリミングできてしまう技術も素晴らしいですよね♪

 

 

例えば、同じサロン内のトリマーでも、前回〇〇さんが担当した時は嫌がって大暴れだったけど、

今回△△さんが担当したら、全然平気だったのよ~

 

 

これは担当したトリマーのワンちゃんとの相性プラス、接し方の技術の違いもありますから、

それも考慮したうえで、「このスタッフにうちの子を任せたい!」

 

そう思った時はぜひ担当指名制度を利用してみてくださいね!

 

これからもボンヌカリテでは、飼い主さんに愛犬の性格やクセ、好きなこと嫌いなことなど、

愛犬に関する情報すべてを知ってもらいたいから、これからもお預かり中にあったことすべてを包み隠さず、

正直に伝えていきます!

 

BONNEQUALITE  市川