愛犬の体調トラブル、、、本当にそれが原因!?

 

トリミングに出そうかな!と思えるような陽気な日が続いたかと思うと

春服では寒すぎる!と思うくらい寒い日が続いて、

 

 

 

やっぱりまだ寒いからトリミングは先でいいや!笑

 

 

 

となったりする方も多いのでは?(^_^;)

 

 

 

当店でも、ちょうど暖かく陽気な日にトリミングで来店する子などは、

「どうしようかな~いつもより短くしようかしら?」

 

 

 

そう迷う飼い主さんも多くなってきております。

 

 

でも、寒暖の差が激しく、気温が安定しない今の時期は、極端に

短くするのは、勧めないようにしてました。

 

 

 

ワンちゃんは、体の毛の長さが数センチ変わるだけでも、体感温度が変わりますので、

トリミングで短くした後に体調を崩した、ということもよくあることです。

 

 

 

 

何かと体調を崩しやすい季節の変わり目、ちょうど今時期が、

そのど真ん中ですね。

 

 

それは、人も犬も同じで、当店でもトリミング予約してた子が当日になり、

体調不良でキャンセルに、、、

 

 

 

ということが、ちょこちょこ出てきております。

 

 

 

そして、この体調を崩しやすい季節に多くなりがちなことが、

もともと体力も免疫も下がりかけていたところにトリミングが

タイミング悪くかさなり体調不良になる、

 

 

 

というパターンが非常に多く、不可効力なことだったとしても、その原因が

ほとんどの場合、トリミングサロンでの扱いが悪い、というもので締めくくられてしまうので、

 

 

 

体調不良になった本当の原因は分からず終いで、もうちょっと冷静に原因を探っていれば、

もしかして病気の早期発見になったかもしれないのに、、、

 

 

 

これまでも、そのようなことが数多くありました(>_<)

 

 

当店ではHPやブログなどで、体力や免疫力が落ちているなど関係無しに

トリミング自体が体力を消耗する行為ですから、仔犬や高齢犬だけに限らず、

 

 

 

体力のある若い子でもトリミング後、自宅に帰った後は十分に休ませながら、

様子をみてくださいね、と常にお伝えしています(^_^;)

 

 

 

私たちトリミングサロンのスタッフは、施術時に愛犬の体や行動に変わりはないかなどを

確認することはできますが、普段生活している自宅の環境や食生活、生活パターンなどの

詳細を把握することはできず、

 

 

 

飼い主さんからお聞きしている部分的な情報をつなぎ合わせたものでしか、

そのワンちゃんの本当の普段の生活が分からないのです(>_<)

 

 

 

例えば、普段病院に行く時といえば、ワクチン接種やフィラリア検査などで

年に1,2回しか行かないというワンちゃんがいたとします、

 

 

 

トリミングも3ヶ月に1回ほどのペースで、普段は自宅でシャンプーし、毛が伸びて

どうしようもない状態になってからサロンに出すという感じです。

 

 

 

ある時、いつもとは違う様子で過剰に体全体を痒がっているということで、

病院で診察は受けずに、サロンでシャンプーすればカユミも治まるだろうと

飼い主さん判断で先にサロンに来店します。

 

 

 

ところが、サロンでのシャンプーが終わり、カユミが治まるどころか

さらに痒がり、皮膚に赤みが出たり、湿疹が出たりなどして、

 

 

あわてて病院に行って診察を受けます。

 

 

カユミや皮膚トラブルなどの場合、獣医さんでも、その場で

原因を特定することは難しいとされていますので、

 

 

基本的には目で見た状態と飼い主さんから近々の愛犬の様子などを

聞いた上での推測で原因を特定しようとします。

 

 

その際に飼い主さんから「トリミングしてきました」と聞いた獣医さんは、

あきらかに違う原因が特定されていなければ、

 

 

「じゃあ、シャンプーのすすぎが悪かったのかもね」

 

 

とこのような結論で終わることも多く、それを聞いた飼い主さんは

すっかり、サロンでのトリミングが原因で状態が悪化したと思い込み、

 

 

怒り心頭でサロンに苦情を伝えに行くという(泣)

 

 

今回のこのようなケースの場合、本当にサロンでのトリミングだけが原因だったのでしょうか?

 

 

まず始めに普段とはあきらかに違う痒がりかたをしており、床や壁に体を擦りつけて

いたという時点で、トリミングサロンではなく、先に病院で受診するべきだったと思います。

 

 

 

ひとえにカユミと言っても、その原因が、花粉やホコリ、ハウスダストなどの外部的な原因なのか、

食物アレルギーやホルモン分泌などの異常からなる内部的な原因なのかは、

飼い主さんにもトリマーにも特定することはできません。

 

 

 

ワンちゃんの住むお家のハウスダストの量がどれくらいか?とか、

どのくらい普段のお掃除が行き届いているかなんて分かりませんし、

 

 

 

「お家はいつもキレイに掃除していますか?」とスタッフに聞かれて、

「いいえ、ほとんど掃除していません」と答える飼い主さんは

いませんよね(笑)

 

 

 

ワンちゃんが毎日食べているものだって、メインとなるドッグフードのメーカーなどは、

飼い主さんから聞いてれば把握できますが、

 

 

 

もしかして、オヤツには添加物たっぷりのジャーキーを食べているかもしれませんし、

おばあちゃんやおじいちゃんが毎日、人間用の食べ物を与えていたりなどして、

食物アレルギーになりかけていた

 

 

 

もしくは、何かの内臓疾患の影響でカユミや体調不良になりかけていたかもしれません。

 

 

 

じつは意外にもカユミなどの皮膚トラブルの原因は、食べ物などのアレルギーよりも

花粉やハウスダストなどの外的要因でのトラブルが多いんです(>_<)

 

 

 

ですから今回の例ですと、もしかしてハウスダストや内部的要因で全身のカユミが起こり、

床や壁に体を擦り付けたり、自分で掻きむしってからの来店なので、

 

 

 

すでに体中に細かい掻きキズが無数にある状態です。

 

 

 

そのような状態のままシャンプーなどで、体が温まり血行が良くなれば、

細かいキズがついているところは赤く炎症を起こし、

血管が拡張されると、カユミはさらに増して余計に掻きむしるようになります。

 

 

こうなると、ほぼほぼトリミングでされたことが原因になってしまい、結局は

本当の原因が分からないまま、また同じようなトラブルが起きるたびに飼い主さんは

ドッグサロンを渡り歩くようになります(^_^;)

 

 

また別な例ですと、

 

 

 

もう何年も定期的にトリミングで通っている子で、ある日

トリミングから帰ってきてから、どこか元気が無い様子だったので

病院で受診したそうなんです。

 

 

 

そうしたら、ある内臓の数値がいつもより高かったようで、そのために

元気が無かったのではないか?となりました。

 

 

でも詳しい原因を特定するには、中央の研究機関に血液を送って検査しなければいけない、

とのことで、そのまま原因が特定されないまま帰ってきたそうです。

 

 

 

獣医さんの口からもトリミングが原因かもという言葉は出ていませんでした。

 

 

 

そして、数日経ってから飼い主さんが、そのことを説明しに来て下さったんですが、

その時点で、飼い主さんの中では、体調不良の原因が当店でのトリミングだと

結論に達している状況でした(苦笑)

 

 

一通り話しを聞いたあと、私達としては、本当の原因がとても気になり、

心配でしたので、「その後、精密な検査はしたのですか?」

 

 

 

と飼い主さんに聞いたところ、「え、するわけないじゃない!そのあと具合悪くしてないんだから!」

 

 

 

そのような言葉が返ってきました。

 

 

 

飼い主さんの推測はこうでした。

「担当したトリマーのシャンプー中の扱いが悪くて泡を飲み過ぎたから、具合悪くしたのよ」

 

 

 

だから、次からは担当者を変えてほしいとのことでした。

 

 

 

しかし、その子はシャンプー中とてもお利口さんな子で、シャンプーの泡を

食べるようなクセなども無い子でしたし、3年近く毎月通ってきてる子でしたが、

そのように体調を崩すことは一度もありませんでした。

 

 

 

診察した獣医さんも中央の研究機関で血液検査をしなければ、

はっきりとした原因は特定できないとのことなので、

 

 

 

もしかして、何か内臓の病気が原因で数値が高くなった可能性もありますし、

きちんと検査してもらえば、原因が特定されて、飼い主さんとしても

安心できるはずなので、まずは検査をして原因が特定できてから

じゃないとトリミングできません、

 

 

とお伝えしたのですが、

 

 

「今は元気なんだから、行く必要が無い!」の一点張りで、

 

 

病院で再検査をする気は無いそうで、結局話しは平行線のまま終わりました、、、

 

 

もしかして、再検査をすれば病気の早期発見となって、後々振り返った時に

あの時、検査して良かったね!となるかもしれないのに、

 

 

飼い主さんが自分の考えに固執したがために、結果として愛犬を

病気にしてしまったら、悲しいですよね(泣)

 

 

 

中にはトリミングから帰宅後の愛犬に何か異変があった際、最初から

サロンのせいだと決めつけずに、一緒に原因を究明しましょうという

姿勢でいてくれた飼い主さんの場合、

 

 

結果として、セカンドオピニオンで他の病院で診察してもらったところ、

まったく違う診察結果となり、最初に受診した病院ではトリミング時の施術が

原因とされていたのに、

 

 

 

もともと持っていた先天的な病気が発症したのが

たまたまトリミングのタイミングと重なってしまっただけで、まったく

関係性は無いということが分かり、治療法を変えてもらったら、

すぐに治った、ということが実際にありました。

 

 

もちろん、本当にシャンプー剤が皮膚に合わなかったり、すすぎが不十分だったり、

ブラッシングの際の力加減、ワンちゃんの扱い方などに問題があって、

トリミング後に体調を崩したりすることもあります。

 

 

 

ここで一番大事だと思うことは、トリミングした後に何か体調トラブルなどがあった際は、

まずは愛犬の健康を優先して、サロン、獣医さん、飼い主さんそれぞれが、自分の考えだけに

固執せず、冷静に原因を特定することに協力しあうことが結果として愛犬の負担を減らしてあげる

ことにつながるのではないでしょうか(^^)

 

仙台のドッグサロン BONNEQUALITE 市川