〔脱毛〕って通われていますか？

脱毛処理割合のデータを何社か見比べても、平均して20代～30代女性の1／2人が医療脱毛かエステ脱毛のどちらかに通われた経験があるとなっています。40代以降になると家庭用脱毛器を購入し自宅で処理する方が増加する傾向にあります。当サロンに通われるお客様もエステサロンにはお肌のお手入れをしにいくけれど、脱毛はしたことがないという方が意外にも多くいらっしゃいます。理由を聞くと、｢恥ずかしい｣｢自己処理で十分｣という意見が多いです。また、どうせ脱毛にいくのなら医療の｢永久脱毛｣をしたいという声も聞かれます。‥‥〔永久脱毛〕の定義をご存じですか？一生すべての毛が生えなくなる訳ではないのです。

永久脱毛とは？

永久脱毛は永久に毛が生えてこないというのは間違いです。言葉の定義として〔脱毛施術の1ヶ月後の毛の再生率が20％以下である〕となっています。ということは、数ヶ月経ってまた毛が再発毛してもそれは永久脱毛ということになります。また、脱毛1ヶ月後に毛が残っていても全体の20％以下ならば永久脱毛とうたえる事になります。 エステの脱毛は薬機法により永久脱毛は出来ない事になっておりますが、かといって医療脱毛が永久的に毛の生えない、ずば抜けて効果がある施術ということではありません。

エステ脱毛が人気の理由

もちろん1回での光の出力数自体は医療機関の方が高いです。また、その強い光刺激で肌が荒れてしまっても医者が診察出来るということもあるでしょう。医療だからといって光刺激の危険性が減る訳ではありません。エステ脱毛は出力数が弱い分、肌が傷み難くなっています。肌がダメージを受けると、乾燥しやすくなったり、肌を守ろうとして皮膚が硬くなったりします。こうなると脱毛効果は軽減してしまうのです。そのため、お肌をいたわりながら脱毛出来るエステ脱毛を選択することで、結果として脱毛効果を実感しやすく、脱毛効果だけで無くお肌が美しくなる実感をされる方も多いです。

当サロンの脱毛器がいかに素晴らしいかをお話させて頂く前にまずは〔毛〕とは何か？なぜ何度も通うのか？など脱毛されていく仕組みをご説明いたします。

皮膚と毛の構造

毛1本を想像してください。目で見えている部分を〔毛幹〕・皮膚に埋まって見えない部分を〔毛根〕といいます。毛を抜いた時に先が黒く膨らんでいると思いますがそれが〔毛球〕です。毛球の先端はくぼみがあり毛細血管や神経細胞が集中しており、毛の成長に必要な栄養分を運んでおり〔毛乳頭〕と呼ばれています。受け渡された栄養分を使って細胞分裂 が行われていきます。その分裂を始めるお母さん細胞が〔毛母細胞〕です。 毛は一つ一つ組織に包まれていて、それを〔毛包〕といい、毛が皮膚表面に出てくるところを〔毛孔〕とよびます。私たちが普段〔毛穴〕と呼んでいるところにあたります。

毛の成長する仕組み

上記で説明したように、毛は毛乳頭にある毛細血管により運ばれてきた栄養を使い、毛母細胞が細胞分裂する事で成長していきます。しかし毛はいつまでも伸び続けるわけではありません。成長期間を終えると成長が止まり、その後古い毛は抜け落ちていきます。

〔成長期〕→　〔退行期〕　→　〔休止期〕　→　再び〔成長期〕
というサイクルを〔毛周期〕と呼びます。

いま目に見えている毛は成長期と退行期の毛です。これらを合わせても全体の20～30％しかありません。残りの80％は、毛包や毛穴はあるけれど毛が作られておらずお休み中です。ちなみに、身体の部位によって毛穴全体の何割が生えているかは変わります。ワキで30％、腕で15％、脚で20％ほどであると言われています。　 また、毛周期も部位によって異なり、短い毛というのは早く抜け替わるから伸びにくいということはご想像しやすいかと思います。腕の毛の成長期は3～4ヶ月、退行期・休止期合わせて4～5ヶ月程度と言われています。反対にVIOなど太く強く、産毛に比べて長く伸びるような部位はそれだけ成長する期間が長いと言うことで、1サイクルするまでに2～3年かかると言われています。そのため、脱毛完了まで時間がかかるのです。

光脱毛の原理

光脱毛で効果があるのは成長期の毛です。 成長期の毛にはメラニン色素と水分を多く含み、毛乳頭としっかり繋がっている事で光のエネルギーが毛を伝って毛乳頭に届きます。毛乳頭はタンパク質で出来ているので、光の熱で凝固します。これをタンパク質の熱変性と呼びます。よく例に出されるものは卵です。卵はタンパク質で熱を加えるとゆで卵や卵焼きのように固まります。そして、冷やしたり時間をおいても生卵に戻る事はありません。このような原理で、毛乳頭も一度熱変性により形状が変わると、脱毛終了後時間が経って再度活動するということはないのです。熱変性をする事で毛乳頭は栄養を吸収出来なくなり毛の成長は抑制され成長能力のある毛は減っていきます。エステサロンでは〔減毛〕といいます。休止期の毛は毛穴に毛が生えていない状態のためメラニンや水分を介して熱を伝える事が出来ません。また退行期の毛も、離れてそろそろ抜け落ちるという状態のものは毛乳頭から毛が離れており、毛乳頭に確実に熱を伝える事が難しいため効果は見込めません。

今目に見えている毛が成長期＋退行期の毛と言うことは、1回の施術で効果があるのは、見えている毛の中でも数％という事になります。 打ち漏らし無く施術をしても抜けない毛がある事は当然な事なのです。 効率良く成長期の毛に当てていくには毛周期に合わせて約1ヶ月～2ヶ月に1度のペースでサロンに通っていただく事が重要です。

最新光脱毛THR方式

THR方式(サーモヒートリムーバー方式)とは、従来のIPL方式とSHR方式のいいとこ取りをしたような最新の脱毛方式です。

・IPL方式：毛のメラニンに反応し、毛根にダメージを与える方式(黒い毛によく反応)

・SHR方式：メラニン色素には反応せずに熱をため込み発毛の司令塔であるバルジ領域にダメージを与える(産毛にも効果が現れやすい)

当サロンでも使用しているTHR方式は従来の脱毛で使用される光より赤外線領域に近づけた波長を使用する事で肌内部への光の到達点が広く、従来よりも確実に幅広い成長期の毛にアプローチする事が出来ます。SHR方式と同じ蓄熱式脱毛であるため、色黒の方でも熱さを感じにくく、産毛への効果も期待されます。一方で、使用する波長や出力方法により安定してレベルの高い光が照射される事でSHR方式以上の抜け易さを実感していただけます。

また、当サロンの脱毛器には光フェイシャルで使用される美肌へアプローチする波長も含まれており、脱毛しながらお肌をキレイにする効果が期待出来ます。

効果の見方

どこで脱毛施術を終了とするかはお客様個人の満足度により異なります。目安としては1年～1年半の期間で8～12回程度施術回数が一般的です。1本足りとも毛が生えてほしくないというお客様はさらに通われる方もいらっしゃいますし、数回の施術で毛量が減り自己処理頻度も減ったのでそこで終了されるかたもいらっしゃいます。

一般的にどこを見て効果を判断するかと言うと、毛質が細くなる・毛の色素が薄くなる・毛量が減る(自己処理回数が減る)・肌のキメが細かくなる・美白効果・毛穴が引き締まるなどです。特にフェイスの脱毛をされると毛が無くなる事で、毛穴が引き締まり、産毛によりくすんだお顔が明るくなり化粧ノリが良くなる事を実感していただきやすいです。

VIOデザイン

当サロンでは手の届く範囲での事前シェービングをお願いしておりますが、VIOはご自身でどのようなデザインにしたら良いかわからないというお客様へ、デザインのカウンセリングを行っております。デザインを検討中のお客様はそのままご来店ください。 徐々に主流となりつつあるハイジニーナは、水着や下着のデザインを気にせず楽しむ事ができ、介護脱毛をお考えの方にも人気です。その他、逆三角、スクエア型、ハートのようなデザイン型など、ご自身にぴったりなものをお選びいただけます。